[ポイントは]

 きれいな星ね
 きみの方がきれいだよ

 そんな会話を直に聞いてしまった僕は、口から砂をはき続けた。
 砂糖から糖分がなくなった。
 流れた砂は形を作り、流砂となって僕を飲み込んだ。
 砂鉄はそこから取れるだろうか。

 言える事は、砂をはきながらも僕は、甘味を求めることをやめないということ。